実りの秋を迎えた八木ファームでサツマイモ掘り出しが本格化
秋晴れの空が広がる季節、亀岡市や南丹市で就労継続支援A型事業所をお探しの方へ、自社農場「八木ファーム」から実り豊かな収穫風景をお届けします。初夏に植え付けた苗が大地にしっかりと根を張り、いよいよサツマイモの掘り出し作業が始まりました。
農地で土と向き合う秋の収穫作業のリアルな現場
広大な農地が広がる八木ファームでは、秋晴れのもとでサツマイモの収穫作業が連日進められています。苗の定植から夏の除草、日々の土壌管理を積み重ねてきた畑には、丸々と太った良質な紅はるかが順調に育ちました。
現場ではスタッフと利用者が協力し合い、作物を傷つけないよう手作業で丁寧に土を払いながら掘り起こしていきます。自然の土に触れながら仲間と収穫の喜びを共有できることは、屋外の農作業ならではの大きな魅力です。
収穫してすぐ加工しない理由とは。デンプンを糖に変える貯蔵の知恵
畑から掘り出したばかりのサツマイモは、実はすぐに食品加工へ回すわけではありません。収穫直後の芋はデンプン質が多く含まれており、そのままでは十分な甘みが感じられないためです。
掘り起こしたサツマイモは温度と湿度が管理された貯蔵庫へ運び込み、一定に保ちながら約2ヶ月間じっくりと寝かせます。貯蔵期間中にデンプンがゆっくりと糖化し、干し芋に適した濃厚な甘みへと変わっていくため、私たちは1月の加工開始まで大切に熟成を見守ります。
収穫から1月の加工室へ。バトンをつないで形にする干し芋づくり
八木ファームの仕事は、畑での収穫作業だけで完結するものではありません。じっくりと時間をかけて糖度を高めた作物は、年明けの1月から敷地内の食品加工室へと引き継がれ、美味しい干し芋へと姿を変えていきます。
専用スチコンと乾燥機が稼働する衛生的な食品加工ライン
熟成を終えたサツマイモは、敷地内にある衛生管理を徹底した専用食品加工室へと運ばれます。室内での製造作業となるため、冬の寒さや天候の崩れを気にすることなく、落ち着いた環境で日々の業務に取り組むことが可能です。
加工ラインにはスチームコンベクションオーブンを導入し、温度を細かくコントロールする二段糖化製法で蒸し上げます。さらに専用乾燥機で熱風を循環させながら均一に干し上げることで、機械設備を活用した安定した品質の干し芋づくりを全員で進めています。
| 工程 | 主な作業内容 | 作業環境・使用機器 |
|---|---|---|
| 1. 貯蔵・熟成 | 収穫したサツマイモの選別と定温保管 | 湿度・温度管理された貯蔵庫 |
| 2. 蒸し加工 | 二段糖化によるじっくりとした加熱 | ラショナル社製スチコン(iCombi Pro) |
| 3. スライス・乾燥 | 均一な厚みへのカットと温風乾燥 | 専用スライサー・干し芋専用乾燥機 |
| 4. 出荷調整 | 計量、小分け袋詰め、ラベル貼り | 衛生管理された専用加工室(室内作業) |
力仕事だけではない。多様な適性に合わせて選べる八木ファームの役割分担
農作業や加工の現場と聞くと、重い荷物を運ぶような激しい力作業ばかりを連想されるかもしれません。しかし自社一貫で多品目を扱う現場だからこそ、個々の体力や得意不得意に合わせた多様な役割分担が成り立っています。
土の掘り起こしや運搬といった身体を動かす作業のほかにも、サツマイモの洗浄や選別、カット、袋詰め、ラベル貼りといった手先の集中力を活かせる工程が数多く存在します。また、かがむ動作が少なく腰に負担がかかりにくい水耕栽培ハウスでの葉物野菜管理など、無理のない配置を選べる柔軟さが特徴です。
自分に合う作業環境を確かめる。ワークスタジオ亀岡の現地見学・体験
自分に向いている作業があるのか、体調を保ちながら毎日通えるのかといった疑問は、実際の現場の空気を確かめることで解消されます。ワークスタジオ亀岡では、無理のない働き方から一歩を踏み出せる環境を整えています。
実際の農場や加工室の空気に触れる見学・相談のお申し込み手順
事業所の雰囲気や作業の進め方を深く知るためには、実際の農場や加工室を見学していただくのが最も確実です。支援スタッフや農場責任者が作業内容をわかりやすく説明し、ご本人の体調や希望に合わせた働き方を一緒に考えていきます。
見学や体験利用は随時受け付けており、ご本人だけでなくご家族や支援機関の方とご一緒の参加も歓迎しています。まずは現在の状況や不安な点をお聞かせいただくところから、お気軽に相談へお越しください。
