単なる土いじりではない?就労継続支援A型での「ナスの定植」の具体的な仕事内容
就労継続支援A型事業所「ワークスタジオ亀岡」では、夏野菜の準備が本格化しています。今回は、実際の仕事内容として「ナスの定植(苗の植え付け)」作業をご紹介します。一見シンプルに見える作業の中にも、野菜を元気に育てるための重要なポイントが隠されています。
実際の作業では、一つひとつの苗を両手で優しく扱い、マルチ(泥はねや乾燥を防ぐ黒いシート)に開けた穴へ丁寧に配置します。その後、隙間ができないよう周りの土を軽く押さえて固定していきます。指先の力加減や丁寧な手さばきが求められる、農業ならではの奥深さとやりがいが詰まった工程です。
根鉢を崩さない「優しい手さばき」が夏の収穫量を左右する理由
ナスの苗を畑に植え替える際は、ポットから取り出した土の塊である「根鉢(ねばち)」を絶対に崩さないことが最も大切です。根を傷つけずに植えることで、新しい畑の土に早く苗が馴染み、夏にたくさんの実をつける健康な株へと育ちます。
苗を支える「誘引作業」と、細やかな水やりがもたらす成長
苗を土に植えた後は、細長い支柱を立てて専用の器具や紐で固定する「誘引(ゆういん)」を行い、仕上げにたっぷりと水をあげます。まだ茎が細く頼りない苗が、強い風や雨で倒れてしまうのを防ぎ、水分をしっかり行き渡らせて根の成長を促すための処置です。
私たちの現場でも、苗が傷つかないように支柱との間に適度なゆとりを持たせながら、一株ずつ丁寧に固定していく作業をみんなで行っています。夏の暑い時期にたくさんの実をつけ、長期間にわたって収穫するための非常に重要な基礎づくりとなります。
農業は体力的にきついと不安な方へ。未経験でも安心できる作業環境と配慮
農業と聞くと、炎天下での重労働で体力が持たないといったイメージを持たれるかもしれません。しかし、未経験の方でも無理なく取り組めるよう、現場では作業環境への様々な配慮とサポート体制を整えています。不安を解消するための具体的な取り組みをお伝えします。
失敗を恐れず次に活かす。有機農業のプロによる手厚いサポート体制
農作業が初めての方や、手先に自信がない方でも安心してスタートできる指導体制を敷いています。作業の中で失敗や間違いがあったとしても、叱るのではなく「次はどうすればうまくいくか」を職員が利用者と一緒に考える方針を徹底しています。
現場を統括するのは、15年以上の有機農業経験を持つプロフェッショナルです。論理的で分かりやすい説明と丁寧な指導により、業務を習得した方には少しずつ仕事を任せ、責任感と自信を育んでいます。焦らずに自分のペースでできることを増やしていける環境が、ここにあります。
精神障害や知的障害をお持ちの方も安心。個別の適性に合わせた八木ファームでの働き方
現場には、精神障害や知的障害など様々な背景を持つ方が在籍しており、それぞれの体力や体調に合わせて無理なく活躍されています。広大な「八木ファーム」での露地栽培だけでなく、高架設備を使い腰への負担が少ないハウス内での水耕栽培など、身体的な負担を軽減できる多様な作業を用意しています。
実際に、定時に活動することで生活リズムが安定し、毎日継続して通えるようになった事例が数多く存在します。また、酷暑期には炎天下の作業を減らすなど、体調への配慮も欠かしません。体力に自信がないと諦める前に、あなたに合った働き方を一緒に見つけてみませんか。
まずは実際の農作業風景を見学してみませんか?給料や送迎のご相談も受付中
亀岡市で就労継続支援A型をお探しなら、ぜひ一度「ワークスタジオ亀岡」の見学にお越しください。実際の農作業風景を肌で感じていただくことで、働くイメージがきっと湧いてきます。通所にあたって気になる時給などの給料面や、送迎ルートに関するご相談も随時受け付けています。