亀岡市・南丹市もすっかり冬の景色になりましたね。
畑仕事というと「収穫」のイメージが強いかもしれませんが、野菜の成長がゆっくりになる冬だからこそ、やるべき重要な仕事があります。
それは「環境整備」です。
今回は、八木ファームで行っている本格的な「土作り」の様子をご紹介します。

■なぜ畑で「工事」?美味しい野菜のための環境整備
一見すると工事現場のように見えますが、これも立派な農作業の一つです。
今回行っているのは、畑の外周を掘り起こして溝をつくる「排水性の改善」です。
野菜が生育するためには水が必要ですが、逆に水が多すぎて土がジメジメしたままだと、根っこが呼吸できずに「根腐れ」を起こしたり、生育が悪くなったりしてしまいます。
そこで、定期的に深い溝を掘り、余分な水がスムーズに畑の外へ流れ出る「水の通り道」を作ってあげるのです。

■150aの広大な農場だからこそ、ダイナミックに挑む
家庭菜園であれば鍬(クワ)やスコップで行う作業ですが、ここ八木ファームは約150アール(約4500坪)もの広さがあります。
人力だけでは追いつかないスケールの作業には、文明の利器「油圧ショベル」が登場します。

黄色いボディが畑で唸りを上げ、硬くなった土を掘り進めていく様子は圧巻です。
「農業=地味な手作業」というイメージを持たれている方も多いかもしれませんが、ぎばさんではこうした重機や、大型トラクターなどの機械も活用しながら、効率よく、かつダイナミックに仕事を進めています。
機械好きな方や、「本格的な現場で働いてみたい」という方には、たまらない光景かもしれませんね。
■見えない「根っこ」を大切にする仕事
作業が終わると、畑の周りには一直線にきれいな溝が出来上がりました。
これで雨が続いても水はけが良くなり、次の春野菜たちが元気に根を張れる環境が整いました。

就労支援においても、この「土台作り」は同じだと私たちは考えています。
目に見える派手な成果だけでなく、まずは足元の環境を整えること。
安心して働ける場所、安全に歩ける通路、そして困ったときに気持ちを吐き出せる「心の排水性」を確保すること。
そんな見えない部分を大切にしているからこそ、利用者さんも野菜ものびのびと成長できるのだと思います。
冬の八木ファームは、春に向けた準備の真っ最中です。
「体を動かす仕事がしたい」「本格的な農業の裏側を見てみたい」という方は、ぜひ一度見学にお越しください。まずはLINEでお気軽にお問い合わせください。