皆さん、こんにちは!
亀岡事業所では、毎日様々な作業に利用者さんが取り組んでいらっしゃいますが、今回はその中でも特に「育てる」喜びを感じられる水耕栽培の取り組みをご紹介します。
準備から「自分の手で」
水耕栽培と聞くと、植物を育てる部分に目が行きがちですが、亀岡事業所ではその前の準備段階から利用者さんの手で行っています。水耕栽培に使うスポンジの準備です。
利用者さんご自身の手で、スポンジに線を引いたり、苗を植えるための穴を開けたり、使いやすい大きさにカットしたり。一つ一つの作業は、一見すると地味で小さな作業に見えるかもしれません。

しかし、この「自分で準備したスポンジに芽が出る」瞬間は、何とも言えない喜びと達成感を与えてくれます。自分の手で命の始まりに関わったという実感が、きっと利用者さんの心を満たしてくれるはずです。
成長を感じる瞬間
簡単な作業に見えて、実は奥が深いのがこのスポンジ準備です。まっすぐに線を引くこと、同じ場所に正確に穴を開けること、均一な大きさにカットすること。これらは集中力と丁寧さが求められる作業で、初めは戸惑う方もいらっしゃいます。
ですが、練習を重ねるうちに、少しずつ手つきが安定し、作業の精度が上がっていくのが見て取れます。最初は難しかった作業も、回数をこなすうちにスムーズにできるようになる。この上達の過程は、利用者さん自身の成長を実感できる素晴らしい瞬間です。

この水耕栽培の作業を通して、利用者さんたちは集中力、丁寧さ、そして「自分でやり遂げる力」を育んでいます。小さな一歩一歩が、大きな自信へと繋がっていく。そんな「育てる」体験を、亀岡事業所は大切にしています。
美味しいルッコラを収穫!
そして、愛情込めて育てたルッコラは、こんなにも立派に成長します!
