先日、京都府立丹波支援学校の生徒さんが、株式会社ぎばさんの運営する「八木ファーム(南丹市八木町)」へ農作業体験に来られました。
12月に入り、亀岡・南丹エリアも底冷えする季節となりましたが、生徒さんの元気な挨拶とともに、活気ある一日がスタートしました。今回の体験は、単なる見学ではなく、実際に私たちが日々行っている「仕事」に触れていただく貴重な機会です。
その様子と、受け入れる側である利用者(メンバー)たちの変化についてレポートします。
■プロの道具を使った「本気」の農作業体験
まずは、来春の収穫に向けた「玉ねぎの定植」です。

畑には黒いマルチシートが張られ、等間隔に穴が開いています。生徒さんたちには、メジャーを使って正確な位置を確認しながら、一つひとつ丁寧に苗を植えてもらいました。
「泥んこ遊び」ではなく、商品となる野菜を育てる「仕事」です。最初は緊張した面持ちの生徒さんでしたが、土の感触を確かめながら、真剣な眼差しで作業に取り組んでいました。
■「教える」は最大の「学び」。先輩利用者の頼もしい姿
続いては、収穫したばかりの大根の洗浄作業です。冬の水仕事は厳しいものですが、ここで普段とは違う光景が見られました。

普段はスタッフから教わることが多い利用者さんが、この日は「先輩」として、生徒さんに作業手順をレクチャーしていました。
「ここはもっと丁寧にこすってね」
「水が冷たいけど、あと少し頑張ろう」
隣で優しく声をかけ、手本を見せる姿。
人に教えるということは、自分自身が作業を深く理解していなければできません。生徒さんに教える経験を通して、利用者さん自身の中に「責任感」や「自信」が育まれているのを強く感じました。
また、ぎばさんでは手洗いだけでなく、専用の機械洗浄も導入しています。

こうした設備を使うことで、効率よく、かつ身体的負担を調整しながら働ける環境も体験していただきました。
■「楽しかった!」が次の自信へ
外作業の後は、室内での袋詰め作業です。

大根の向きを揃え、シワにならないように袋に入れる繊細な作業。ここでも先輩利用者が横につき、一緒に仕上げていきます。
体験を終えた生徒さんからは、「楽しかった!」「良い経験ができました」という、とても前向きな感想をいただきました。
初めての場所、初めての作業で「できた!」と感じることは、将来の就労に向けた大きな自信になります。
■共に成長できる場所を目指して
今回の受け入れは、生徒さんの学びの場であると同時に、私たちの事業所にとっても「人を育てる環境」としての一歩を確認する大切な時間となりました。
株式会社ぎばさんでは、丹波支援学校をはじめ、近隣の支援学校からの実習や見学を随時受け付けています。
「卒業後の進路として、成長できる環境を選びたい」とお考えの先生方、ご家族様。ぜひ一度、頼もしい「先輩たち」が働く姿を見に来てください。まずはLINEでお気軽にお問い合わせください。